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建築現場は、建築主とともに考えたデザインが、風雪に耐えうる力を持った建築として成立させるための 重要なステージとなります。 建築現場での建築家の役割はあまり知られていないようです。しかし、建築の性能確保と云う点では この時期が大変重要なのです。 現場監理の基本は、毎週現場で行う定例会議です。定例会議では、前週の行われた工事の内容を 現地で実物の施工を見ながら確認していきます。もちろん、間違いがあれば是正していきます。 次に現場での打合せに入ります。今週行われる工程の説明があります。設計事務所から各工程での 注意点等の説明を行います。また、設計事務所の指示の基に作成された施工図をチェックバック(添削)し、 その内容を説明します。また、設計事務所からは、設計意図がより正確に施工されるように詳細図面等、 新たにおこした図面の説明を行います。この打合せには、各専門工事会社の職方も参加します。 この打合せ準備に担当スタッフは、平均毎週2日は必要とします。 また、所長の琴は、この間詳細図のスケッチや、現場への指示内容等を考えます。アーキスタジオでは、 現場の定例会議は必ず、所長の琴が出向きます。これは、現場での質疑の応答や、指示には一定の技術的 背景と経験がないと的確な指示が出来ないからです。 現場監督や職人さんとの遣り取りは後戻りの効かない真剣勝負です。スタッフだけでは、現場の雰囲気に のまれてしまい的確な判断、そして指示を与えることは困難な局面が多々あるからです。 また、アーキスタジオは、cmrを実績する数少ない設計事務所です。 { cmr=コンストラクション・マネージメント(分離発注方式における現場監督のような存在) } cmr業務では、毎日現場に行き職方と直接打合せする事になりますので、現場の知識がおのずと 豊富になります。この経験を通常の現場管理で活かす事が出来ます。
分離発注で行うことの意味
欧米では、スタンダードな建設方式ですが、アーキスタジオが分離発注に取り組む目的は、コストダウンは 当然ですが、それにもまして品質の確保が大きな目的です。我々が毎日、現場に行き、直接職方と打合せる事で、 設計意図に忠実な施工がより確実に行われる事になります。建築の耐用年数は現場での細かい収まりの 工夫によって格段に変わります。 我々は、同じ材料を使っても、より高い品質を確保し、コストを抑えることが可能となります。
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